2024.06.10
「第13回アジア自動車環境フォーラム(AAEF)2024」開催されました。
第13回アジア自動車環境フォーラムが、2024年5月22日(水)~5月25日(土)に無事開催させていただきました。
回数を積み重ねるごと、毎回切磋琢磨した結果を伺える内容にアップグレードされてゆきます。
≪開催概要≫
本会議:第13回アジア自動車環境フォーラム(AAEF)
開催国:マレーシア 場所:スラングル
テーマ:サーキュラーエコノミーに向かって
日 程:2024年5月22日(水)~ 5月25日(土)
会 場:マレーシア
アグロエクスポジションパーク セルダン(MAEPS)
プトラジャヤ・マリオット・ホテル
主 催:マレーシア自動車リサイクル協会(MAARA)
共 催: 全日本自動車リサイクル事業連合(NPO JARA)
マレーシア自動車・ロボティクス・IoT研究所(MARii)
協 賛:全日本自動車リサイクル事業連合(NPO JARA)
コベルコ建機株式会社
Tohoku Group(マレーシア)
GSL Materials Recycling SDN BHD(マレーシア)
参加人数:129名
内訳 :マレーシア:71名、日本:24名、中国:12名、韓国:18名、オーストラリア:2名
イギリス:1名、ベルギー:1名
各国の参加自動車リサイクル協会団体(6団体):
・マレーシア自動車リサイクル協会 (MAARA)
・全日本自動車リサイクル事業連合 (JARA)
・韓国自動車リサイクル協会 (KARA)
・オーストラリア自動車リサイクル協会(ARAA)
・Alliance of Auto Recovery Technology Innovation (AARTI 中国)
・中国アジア経済発展協会自動車リサイクル産業発展委員会(CARIDC)
開催内容:
5月22日(水)ウェルカムディナー(場所:プトラジャヤ・マリオット・ホテル)
5月23日(木)マレーシアオートショー(場所:MAEPS)、工場見学(場所:Latest Auto Parts)
5月24日(金) 本会議(1日)、懇親会 (場所:プトラジャヤ・マリオット・ホテル)
5月25日(土)本会議(午前)(場所:プトラジャヤ・マリオット・ホテル)
講演数: 20 (マレーシア、日本、中国、韓国、オーストラリア、イギリス、ベルギー)
記念講演 :マレーシア天然資源・環境持続可能性省 Ching Thoo事務総長
主な講演者:マレーシア自動車盗難削減協議会、上海交通大学、祥明大学、 TMフォーラム、
マレーシア自動車・ロボティクス・IoT研究所、中国自動車技術研究センター
日本より講演4名:
・東北大学大学院 国際文化研究科 教授 劉 庭秀
・東北大学大学院 国際文化研究科 助教授 劉 暁玥
・全日本自動車リサイクル事業連合 専務理事 北島 宗尚
・コベルコ建機株式会社 環境営業グループ長 後藤 敦
マレーシア宣言:
「AAEFの6つのメンバー全員が技術を共有し、互いに協力することを宣言」
※6団体 MAARA、JARA、KARA、ARAA、AARTI、CARIDC
【5月23日 午前 マレーシアオートショー】
【5月24日午後 工場見学 Latest Auto Parts様】
【5月25日~26日 本会議風景】
・MAARA Robart会長
・JARA 北島専務理事講演 他
(講演内容)
24日
◎マレーシア天然資源・環境持続可能性省よりキーノートスピーチ
YBhg. Datuk Dr. Ching Thoo A/L Kim 氏
◎「サーキュラーエコノミーの支援による車両盗難の防止」(マレーシア)
マレーシア自動車盗難削減協議会BHD (VTREC) コーディネーター:Puan Mas Tina bt Abdul Hamid
◎「持続可能な資源循環と脱炭素社会の構築-自動車リサイクル産業の新しい可能性-」(日本)
東北大学大学院 国際文化研究科 教授 劉 庭秀 氏
◎「熱分解と高温旋回の組み合わせ技術によるASR燃料CHPの環境に優しいエネルギー変換」(韓国)
祥明大学 教授 チェ・ジェウ 氏 (KARA)
◎「中国自動車産業のグリーン、低炭素、循環型発展:国家進捗報告書」(中国)
上海交通大学 教授 チェン・ミン 氏 (AARTI)
◎「ELV 循環経済における部品位置特定技術の役割」(オーストラリア)
オーストラリア自動車リサイクル協会 (ARAA) 事務局長 デビッド・ノーラン 氏
◎「未来の自動車開発のための循環経済戦略」(マレーシア)
Proton Edar Sdn Bhd 中古車事業シニアマネージャー ラレンジット・シン 氏
◎「中国における耐用年数が終了した電気自動車のリサイクル技術、機器、試験的な処理施設」(中国)
上海交通大学 教授 Liu Yong Guang 氏 (AARTI)
◎「国家自動車政策 (NAP) が循環経済に及ぼす影響」 (マレーシア)
MARii 最高執行責任者(COO) Ts. Sharulnizam Mohd Sarip 氏
◎「ELV(使用済自動車)からのプラスチック材料の新たな選別技術開発の現在の課題と可能性」(日本)
東北大学大学院 国際文化研究科 助教授 劉 暁玥 氏
◎「ELV からのプラスチックリサイクル – ヨーロッパの視点」(ベルギー)
AD REM社 Sales Engineer Davy Saint Germain 氏
◎「自動車リサイクル関連機械- 自動車解体、マテリアルハンドリング」(日本)
コベルコ建機株式会社 環境営業グループ長 後藤 敦 氏
◎「循環的であることは、持続可能であること」(イギリス)
Auto Recycling World社 Director Haydn Davies 氏
◎「世界的なELV規制に対応したプラスチックリサイクル技術の現状と戦略」(韓国)
DOWON社 CEO Kim Sung Bae 氏
25日
◎「循環経済のためのリサイクルと再製造における認定自動車処理施設 (AATF) の役割」(マレーシア)
Centre for Automotive Research (CAR) (UKM) 代表 Ts. Dr. Mohd Radzi Abu Mansor 氏
◎「モビリティ産業におけるサーキュラーエコノミーの世界的な最良の方法」(オーストラリア)
TMフォーラム グローバル・アンバセダ― Tony Kalcina 氏
◎「マレーシアにおける自動車中古部品の利用によるCO2削減 」(日本)
全日本自動車リサイクル事業連合(NPO JARA) 専務理事 北島 宗尚 氏
◎「韓国における環境に優しい自動車リサイクルの現状と将来」(韓国)
韓国自動車資源循環協会(KARA) 技術委員 Jeong Howon 氏
◎「 EV革命の課題に向けて」(オーストラリア)
オーストラリア自動車リサイクル協会 (ARAA) 事務局長 デビッド・ノーラン 氏
◎「中国における使用済自動車リサイクルと高品質リサイクルの可能性」(中国)
中国アジア経済発展協会自動車リサイクル産業発展委員会(CARIDC) 会長 Zhang Ying 氏